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クラス名について

クラス名について

 木の名前をつけています

 植物は大きく木と草に分けられます。どちらも花をつけますが、木は草にはない形成層(年輪のようなもの)があります。

 当法人名のわかば福祉会にちなみ、若葉から一年ごと幹を太くしていき、大きく育っていく姿をイメージします。

 

もみじ組
 

新生児の手はまるでもみじの葉のように小さく繊細です。もみじのような小さな手でも親の指をしっかりと握る、その力強さには大きな可能性が秘められています。自分の手で、一つ一つ大切なものを掴んでいってほしいという願いを込めます。

 

 

アカシア組
 

1歳児は一人一人の個が出来上がるときです。アカシアの花は一つの枝にたくさんの花を抱いて咲くようで、その一つ一つの花がちゃんと出来上がっています。ふわふわポンポンとした様子と輝くような鮮やかな黄金色は、行動範囲が広がり好奇心が増す姿のごとく、元気をもらいます。互いにくっつきあうアカシアの花のように、じゃれ合い笑いあってほしいという願いを込めます。

 

 

 ユーカリ組
 

2歳児は自分と違うお友達の存在を知ります。手をつないだりケンカしたり、くっついたり離れたりする姿は、枝に連なるユーカリの葉がとなり同士と重なることなく揺れるように、良い距離感を保ちます。まるくてかわいい葉が、そよ風にもひらひらとなびき大きく舞い踊る様子は、語彙が増え表現する手法が広がることで、些細なことにも体中を使って喜怒哀楽を表現する姿のようです。一枚一枚がそれぞれに動くユーカリの葉のように、集団でいても一人一人が思う存分に表現できるようにという願いを込めます。

 

 

 

 あじさい組
 

3歳児は集団で行動することが多くなるころです。あじさいは小さな花の集合体をひとつの花としますから、一人一人に集団としての意識が芽生えるように、クラスを意識して過ごしていきます。花びらの色がだんだんと変わっていくあじさいのように、目に見えて成長が感じられる一年になるようにという願いを込めます。

 

 

 きいちご組
 

4歳児は体も大きくなり心に芯となる部分ができてくるころで、年齢も満5歳になる年ですから、大人は心理的に成長のくぎりとしがちです。木の実、いわゆる食べるところにはどれも芯があります。その中でもきいちごの木が、大きな葉の見かけによらず小さな実をつけるように、体が大きくなってもまだまだ心は幼い学年です。可愛らしい実に惹かれてうかつに近寄ると枝にある棘にさされてしまうきいちごは、まるで年少児と年長児のどちらの姿も日替わりで見せ、大人に柔軟な接し方を求めるこの頃です。棘に守られながら小さくても安心して、自分のペースで心(芯)を強くしてほしいという願いを込めます。こに企業理念の詳細が入ります。

 

 

 オリーブ組
 

5歳児は、体はもちろん、心が大きく成長するころです。オリーブの木は同じ品種同士では結実しません。異なる品種を寄せ合うことで実がなるように、自分とは違う考えの相手を受け入れ、議論し、ひとつの答えを出すことができます。オリーブの花言葉は平和と知恵です。一人では達成できないことも仲間を集めて実現させ、知恵を働かせて平和な世の中を作ってほしいという願いを込めます。

 

 

 

 

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